★★★※☆
【REVIEW】
もう神様にお願いするのはやめよう。
―どうか、どうか、私。これから先の人生、他人を愛しすぎないように。
他人を愛するぐらいなら、自分自身を愛するように。(裏表紙より引用)
そう決心した水無月が愛に溺れて豹変していくお話。
この本を読みおわってまず感じたことは、もの凄く怖かった。
その怖さというのは、昼間ホラー映画を見て夜眠れないような怖さだった。
何故怖かったかというと私は水無月に似ていたからから。
似ているというよりか、私も同じように愛に溺れたら水無月のように
おかしくなってしまうかもしれない、と不安に思ったことがあったから。
私は、自分にブレーキをかけることができるんだろうか。
そう思うと「他人を愛しすぎないように」と思ってしまう
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